チャイティー 入れ方 | ほっと一息つきたいときにスパイスを使った本格チャイティーはいかが?

チャイティーとスパイス 暮らし

皆さんスタバは好きですか?
私は妻がスタバ好きで新作が出るたびに飲みに行くのですが、私自身は毎回チャイティーラテを注文します。

夏場はチャイティーラテ、アーモンドミルクに変更。冬場はチャイティーラテ、オールミルクで。
スタバのチャイティーは本当においしいのですが、やはりスタバだけあってお値段がお高めです。

だったら自分でチャイティーラテを作ってみたらいいのでは?と思い自分で作ってみました。
やってみると意外と簡単で、おいしい自分好みのチャイティーラテを作ることができますので、ぜひ皆さんも試してみてください。

チャイティーとは

チャイティーとは、インドやトルコ、ロシアなど様々な所で楽しまれているお茶になります。
そもそもチャイとはお茶のことですので、そういった意味では世界中で楽しまれています。

紅茶で有名なスリランカではチャイティーをほとんど飲まないそうです。なぜかというとチャイはもともと紅茶が高級で庶民には飲めなかった時代に、残りものの商品にならないような茶葉を美味しく飲むためにスパイスを入れて楽しんだのが始まりとされています。

なので良質な茶葉の取れるスリランカではわざわざスパイスを入れる必要がなかったそうですね。

いわゆる日本でいうスパイス入りのチャイの事をインドでマサラチャイと呼びます。入れ方も様々で、茶葉をポットでそのまま煮出したものや、ミルクパンのような鍋で煮出したものなど。砂糖をたっぷり入れたり、ミルクを入れてラテにしたり、様々です。

一度トルコグラスを買った時にトルコの人に聞いたのは、ミルクを入れずに2段式のヤカン【チャイダンルック】というもので入れるそうです。トルコではミルクを入れるチャイはまずないとのことです。

私はミルク入りが好きなのでミルクで煮出したものをトルコのチャイグラスに入れて飲んでいます。
(トルコの人には怒られるかも笑)

トルコグラス可愛くておすすめですよ!チャイ以外にも中国茶とか入れてもいいですよ。

ではさっそく作ってみよう!

インドではミルクティーの事をチャイ、スパイスを追加したものをマサラチャイと呼んだりします。
マサラとはスパイスの事です。

私が作るものはミルクとスパイスで煮だすものなので、いわゆるマサラチャイになります。

材料

2人分計算で

  • 茶葉(アッサム) 10g
  • 水 400ml
  • ミルク 200ml
  • シナモン(セイロン) 1本
  • カルダモン 4粒
  • クローブ 4粒
  • 砂糖 おおさじ2
2人分

になります。

作り方

まずカルダモンをつぶしていきます。
少し固いですが爪で割くようにすると中から種が出てきます。

この種をすり鉢に入れてしっかりつぶしていきます。結構硬いので頑張ってください。
さやの部分も使いますので捨てないでくださいね。

全部むいて種をすりつぶしていきます。

これくらいすりつぶしたら、4等分に折ったシナモンとクローブ、カルダモンのさやをいれます。

シナモンですが実は2種類売られているのをご存じでしょうか?

一つはセイロンシナモンと呼ばれるものでスリランカ原産のものとアジア周辺を原産とするカシアと呼ばれるシナモンがあります。
近縁種にはなりますが、見た目や味、香りに違いがあります。

  • セイロンシナモン
    手で崩せるほどやわらかで繊細な香りのシナモン
  • カシア
    手で崩せないほど硬く、香りも強く濃厚でスパイス感を感じられるシナモン

断面が層になっており、簡単に手で折れる方がセイロンシナモンです。

このように層になっておらず、樹皮をめくった形の方がカシアになります。

今回はセイロンシナモンの方を使っていきます。
カシアの方にはクマリンという成分がセイロンシナモンより200倍近く多く含まれており、取りすぎると肝臓に障害を及ぼすことが知られております。
毎日小さじ1杯程度直接取ることはほとんどないと思いますので大丈夫ですが、やはり少し気になりますので、私はセイロンシナモンの方をよく使います。

まずは中火でしっかりと香りが出てくるまで煮だしていきます。ある程度スパイスの色が出てくるまで煮だしていきます。この際に内側が白色のミルクパンは色の変化を見やすいのでお勧めです。
(黒色の鍋だとほとんど分からない)

これくらいの色になるまで煮だしたら、いったん火を止めます。そこに茶葉を10g入れて2分ほど待ちます。この待ち時間で濃さが変わってきますのでお好みで調整してください。

2分経ちましたら、ミルクと砂糖を加えてもう一度中火にかけます。私の場合は健康に気を使って白砂糖ではなく甜菜糖などを使っています。はちみつなんかを加えてもいいですね。

ある程度鍋のフチから泡が出てきたら完成です。完全に沸騰させるとミルクの成分が固まってしまいますので固まらない程度に温めたら出来上がりです。

牛乳以外にもアーモンドミルク、ココナッツミルクなど、お好きなもので作ってみてもいいですよ!
凝固温度には注意してくださいね。

茶葉の種類

チャイティーに使う茶葉の種類ですが、濃い味わいの茶葉がおすすめです。繊細な味の茶葉だとミルクに負けてしまうので、おすすめはアッサムやセイロンなどです。
また茶葉の加工方法ですが、CTC製法と呼ばれる加工をした茶葉がおすすめになります。

CTC製法とはCrush(潰す) Tear(引き裂く) Curl(丸める)で、茶葉をつぶして丸めた加工をしたものになります。煮だすことで濃く早く味がでますのでチャイティーを作る際にお勧めとなっております。

アッサムなんかはよくCTCが売られております。

まとめ

さて美味しいチャイティーを入れることができたら、あとはお好みのお菓子と共に温かいチャイティーラテを楽しんでください!お好みで、表面にシナモンパウダーやナツメグを振りかけると、より一層風味が豊かになります。

私はシフォンケーキとともにいただくのが好きです。

シフォンケーキも簡単に作ることができるのでお勧めですよ!

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