みなさなは普段お湯を沸かすときどうしていますか?毎回鍋で沸かすって方は少数派なんじゃないでしょうか?最近は電気ケトルを使う方が多いような気がします。
しかし皆さんは電気ケトルのメーカーや機能まで気にして買っていますでしょうか?
私自身一人暮らしを始めた時など、何も考えずに有名だからと、ティファールのケトルばかりを購入していました。正直それで困ったこともありませんでしたし、だから結婚して子供が生まれても何も気にせずにティファールを使用していました。
そして、子供が1歳になり保育園に通いだしたときに電気ケトルのお湯が原因で娘の手を火傷させてしまいました。
娘のやけど
それは冬の出来事でした、娘が1歳になり保育園に通いだし、案の定風邪をもらってきて私も妻もみんな風邪をひいてしまった時の出来事でした。
その日は朝から予定がなく、リビングで親子3人でくつろいでいました。
みんな風邪をひいていて喉がイガイガで、私自身も相当しんどかったので、何かあったかいものでも飲もうかなと思い、いつも通りティファールでお湯を沸かし、ホットレモンを入れて飲んでいました。
しばらくすると、後ろでギャーという普段の泣き声とは違う声が聞こえ振り向くと娘が手を挙げて泣いていました。その横には倒れたケトル、その瞬間に妻も私も火傷だと瞬時に気づきすぐさま娘の手を流し台で冷やしました。流水を直接かけるのはよくないので水をためながら冷やし、妻が病院に連絡、すぐに病院に向かい処置してもらいました。
病院につくと娘の手は水膨れだらけ、一番お湯がかかったであろう手首にいたっては皮膚が剥がれていました。
治療の日々
それからは毎日病院に通う日々でした。毎日ガーゼをはがし、処置をするのですがそのたびに見る娘の手が皮膚は黒く、水膨れだらけ、火傷させてから1週間くらいは、毎日妻と二人泣いていました。
2週間くらい病院に通ったころ、先生から思っていたよりひどくない、皮膚の移植もいらなそうだ、という言葉を聞きやっと少し気持ちが落ち着いたのを覚えています。
皮膚も少しずつ新しい表皮ができてきて、病院での処置ももう毎日はいらないだろうとのことで、しばらくは自分たちでガーゼの取り換えと薬を塗っていました。
そして1か月半後にまた見てもらった時にもういいだろうとの事であとは保湿をしてくださいとのことでした。
その時には皮膚もだいぶできてきていて、赤みは残っていましたが、本当によくなっていました。
現在2か月くらい経ちまして、赤みはまだ残るものの、産毛の様なものも生えてきて、手首の方もかさぶたのように固くなっていたところが柔らかくなってきて、まだまだこれからですが、跡もほぼ残らないだろうという事で何とか安心しております。
毎日の保湿と日焼け対策だけはこれからも継続してやっていこうと思っている所です。
火傷をさせてしまった後悔と対処
とにかく後悔がつきません。
なぜケトルを床に置いてしまったのか、なぜ娘から目を離してしまったのか。
悪いのは当然私です。
だからこそもう2度と火傷させまいと、いろいろ調べ考えました。
きっと多くの方は気を付ければ大丈夫だろうと思っている事でしょうが、自分自身が正常な状態であればそれも可能ですが、子育て中は睡眠不足や、風邪をひきやすくなったり、どこかでミスが起きてしまいます。
なので今回の火傷をさせてしまった経験から、本当に子どもを持つ親全員に言いたいのは、倒れてもお湯がこぼれないケトルを使ってください!
大学生の一人暮らしの時から当たり前のようにティファールを使ってきて、ケトルと言えばティファールのような先入観みたいなものがありましたが、ロック機能のない製品をつかうことの危険性を身をもって知りました。
正直ロック機能がついていると、その分値段が上がります。なので量販店などではロック機能のない製品がよく売られており、だいたいがティファール製でした。
ティファールでの火傷を調べると、多くのケトルでの火傷はティファール製品によるものという調査もありました。それだけ倒れたらすぐお湯がこぼれるというのは重大な事故につながるという事です。
ここまでティファールはよくない様な感じで書きましたが。ティファールにも、もちろんロックタイプのケトルはあります。
ただ量販店ではなかなかロックタイプのものが置いていないので、ティファールを買う=ロック無しのタイプという事が多いです。
本当に子どもが生まれたばかりの方、ケトルはロックできるものにしてください。
もちろんロックしたからと言って完全に大丈夫かというとそうではなく、少しはお湯が漏れますし、落ちた衝撃でふたが開いてしまったらお湯が全部漏れます。
なので一番はお子さんの手が届かない所に置くこと。
ただこれを一生徹底してやれるか。残念ながら私はできませんでした。その結果娘の手の火傷、本当に後悔します。
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